サキシマスオウノキ

こんにちは!
屋我地エコツーネットです。


冬に頂いたサキシマスオウノキの種が、今、芽吹いてぐんぐん成長しています。
種(実)のかたちも、大きな木に成長した姿もとっても気になるサキシマスオウノキ。
参考になるかわかりませんが、発芽までの経過をご紹介します!



まずは。成長した姿はこんな感じです。


足元のひだひだは、板根(ばんこん)と呼ばれる根が発達したものです。
沖縄ではたまに見られる「板根」ですが、サキシマスオウノキのものは特に立派です!
写真のサキシマスオウノキは東村川田で見たものですが、
そのひだひだの大きさにびっくりすること間違いなしです。
北部にいらっしゃる方は是非訪ねてみてください。
(東村への遠足のもようはこちらのブログにございます)

サキシマスオウノキ
板根!



そして、実はこんなかたち。
ウルトラマン!

冬にたまたま実を頂いて、ころころツルツルでかわいいなぁ..としばらく眺めていました。
このウルトラマン的なキールのような出っ張りは何のためなのか?
こんなに硬くて自然界ではどうやって発芽するのか?
なぞです。

4月下旬。
ふと思い立って発芽させてみることにしました。
ハンマーや万力で中から種を取り出します。
とにかく硬く、でも中の種はつぶさないよう慎重に取り出します。
すると、薄皮をまとった丸くて平べったい種が出現。
(薄皮の下は扁平でしわの少ない脳みそみたいな感じの見た目です。。)
取り出した種を濡れた土に埋めました。
薄皮はあってもなくてもいいみたいです。

乾燥しないようにだけ気を付けながら放置すること、1か月弱。
半分忘れかけたころに発芽しました!
ちなみに、硬い実にいくつか穴をあけてそのまま水に浸したものもありましたが、そちらはうまくいきませんでした。




現在、発芽して2か月ほど。元気に成長しています。
土の部分をよ-く見ると、足元にまだ種が残っていますね。
大木になるかもしれないことを考えると、どこに植え付けようか悩みます..!

サキシマスオウノキ









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