ハブの皮をむく

大変!
ハブが出ました!

先日出勤すると、血の気の失せた代表ヒロコさんが出てきました。
家の物置で休んでいるヤツを発見してしまったとのこと。
「腰が抜けて力が入らない..」

私はというと、屋我地島内で轢かれているハブを見かけることはあっても生きたハブは初対面。実は内心興味深々でした。
とは言え捕まえるのはちょっとこわいので、お巡りさんに来て頂きました。
(本当は保健所が出動するらしいですが、この日はお休みでした)
お巡りさんもハブの捕獲練習をしているらしいです。

物置の影から見えたハブの一部がとっても太かったので、相当な大物かと思われましたが..
捕獲されてみると1.2mほどの、お腹にナニカの入った本ハブでした。
その後、息の根を止められ、新聞・ビニール・ガムテープでぐるぐる巻きにされたハブ。
「燃えるゴミで捨ててください」とお巡りさん。
なんか動いたら怖いから、ということでさらに蓋つきのごみ箱に入れて一件落着しました。


と、思いきや。
ハブの写真を撮りたい!と噂を聞きつけて駆け付けた方がいました。
すでにぐるぐる巻きにされた後だったのでその方は写真をあきらめたのですが、代わりに「お財布にハブの皮を入れるとお金がたまる」という言葉を残して帰って行きました。
そこから「ハブの皮、剥ぐか」という話が持ち上がり、あれよあれよという間にハブの皮を剥いだのでした。


【ハブの皮のむきかた】
※手探りの作業だったので、最良の方法ではないと思います。
 もっといいやり方をご存知でしたらぜひ教えてさい!
①ハブをしとめる(確実に..)
②頭を落とす
 牙の周辺に毒があるので、頭は早々に埋めました
③首元から尾に向け、剥ぐ
 管状のまま、剥いていきます。ひっくり返していく感じです。
 私はビニール手袋の上に捨てていい軍手をはめて剥ぎました。
 新鮮だからか?割とかんたんに剥げますが、
 腹側の皮がより硬くしっかりしているので、少し引っ張りたい時にはお腹側の皮を引っ張るとちぎれにくいと思います。
 ちゃんとあばら骨が整然と並んでいて、皮を剥がれた身はきれいなものでした。
④中にナニカ入っている場合は、そのままえいや!で乗り越える
 (皮がのびるはず)
 剥いて見たところ今回のハブは、ネズミを食べていました。
 お腹の膜の中にその姿がばっちり見えました..
⑤肛門~尾は特に皮を剥ぐのが難しいです。。
 大分細くなっているのと、肛門から切り目が入ってしまうので注意しながら最後までひっくり返します。
⑥皮を乾燥させる
 剥いだ皮を水洗いし、板に固定しながら干します。
 今回は細長いベニヤ板に、なるべく皮を広げた状態で新聞紙の上から洗濯ばさみで固定していきました。
 画鋲やピンで延ばすと皮に穴が開くかな?と思い、また洗濯ばさみで直接皮を留めるのがちょっと気が引けたので新聞紙をかませましたが、あんまりお勧めできません。笑
 乾燥が遅くなり、匂ってしまいました..
 もしかしたら水洗いをもっとしっかりしておかないといけなかったのかも..
⑦皮をさらに乾燥させる(&におい対策)
 ベニヤに延ばした状態では場所もとるので、皮だけをくるくる丸めて乾燥材(今回はにおいもとりたいのでコーヒーがら)とともに蓋つき容器に収納しました。
 へびにちょっと抵抗のある方も、容器に入っていると観察しやすくなりますね!(多分)


 
 


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