エコツー米が育っているよ

こんにちは!
屋我地エコツーネットです。

水田、はじめていました

今、屋我地エコツーネットのはじっこでお米が育っています。
田んぼ、水田です!
そして、これを書いている今現在、実はすでに穂が上がっていて、収穫は目前。
成長の早さと時の経つスピードに驚きを隠せません。笑

さて、お米について少し説明です。
現在の屋我地島の主力農産物といえば、
・サトウキビ
・パイナップル
・ウコン
なのですが、昔は少し様子が違っていました。

昭和のはじめころまで、小川の周りや沿岸近くの低い土地には水田が広がってようです。
今でも屋我地島にはたくさんの”カー”(井戸)がありますが、水が豊かに湧く島なのでおいしいお米が獲れていたのかもしれませんね。

おそらく農地改革の頃にほとんどの水田はサトウキビ畑や上に書いたような作物に置き換わり、今の屋我地島では水田は見られません。ですが、屋我地島から車で5分ほどの羽地(はねじ)、真喜屋(まきや)などといった地区では今でも水田が広がっていて、「羽地米」というお米のブランド化も行っています。
58号からも少し見えますが、一本山側に入るともっと広大な田んぼが見られます。
ひょんなことから田植えで余った稲を頂けることになり、ノリで始めたのが今回の水田というわけでした。
参考:羽地米について

先に稲を入手してしまったので、田んぼを整える暇もなく、その辺に転がっていた容器をなんちゃっての水田として活用しました。
田んぼの泥や、肥料(ヤギふん)なんかもちゃっかり頂いてしまったので、なんと立ち上げ費用ほぼゼロで田んぼが完成したのでした。

育ちのちがい?

田植えをしてから、ほぼ手入れなしで数か月。
(見回りや、水を足したりはしていましたよ!)
5月中旬から稲穂がつきはじめ、あれよあれよという間にお米らしく立派に成長しました。
沖縄では成長がはやいため二期作が行われたりするようです。

面白いのが、ほぼ同じ場所において育てているにも関わらず、容器によって全く育ちが違うことです。
容器が小さかったり浅かったりで泥が少ないものは明らかに背丈が低く、付いたお米の粒の数も少ないです。そして容器ごとに葉の緑色の濃さも違います。

穂の出てくるタイミングにも違いがありました。
なぜだか一番背丈が大きく青々しい稲は穂が出るタイミングが一番遅かったです。
他の容器の稲と比べると1週間半ほどもずれがあり、穂が付かないのかとちょっと心配をした位。
どの条件がベストなのか、実験になるほど真面目に記録をとりませんでしたが、泥の量は多いにこしたことがないことだけは間違いなさそうです。

エコツー米いろいろ

そんな自慢のお米たちの様子がこちら☟
5月下旬に、すべて同じ日、同じ条件で撮った写真です。

順調そうな稲

最も小ぶりな稲..それでも穂が上がってます

他に比べると緑が薄い稲


一番立派な稲。でも穂が付いていない..?
よく見てみても穂が出ていない..!

この後、1週間ほどで最後の稲からも無事に穂がでてきました。
さて、この稲たちからのお米でおにぎり何個できるかな!?


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